可能性が広がる通信制高校

高校卒業が通信制高校のゴール

通信制高校とは、高校の教育課程のひとつであり、「通信制課程」が置かれている高校のことをいいます。
教育課程には、全日制・定時制・通信制の3つが存在しており、それぞれの教育課程は、学ぶ場所や時間帯が違っています。
教育課程は違っていますが、どれもゴールは同じ「高校卒業」です。

通信制高校の成り立ち

そもそも通信制高校とは、中学卒業後に就職しなければならないなどの理由で、全日制や定時制には通うことができない、青少年のための高校でした。
現在でもそういった学生はいますが、最近の通信制では、さまざまな入学動機をもつ人が増えてきています。
例えば、芸能や音楽、スポーツ、美術など、将来大きな夢を持ち、その夢に向かって頑張りながら、通信制で高校卒業を目指す生徒などです。
通信制の高校には、中学を卒業して間もない10代に生徒から、社会人や年配の生徒まで、さまざまな人たちが在籍しています。

通信制高校にまつわる豆知識

1997年(平成9年)時点では、通信制高校は98校しか存在していませんでした。
それが2008年(平成19年)になると192校になり、10年間で倍以上の数に増えています。
つまり、これまでは全日制高校への進学が一般的でしたが、通信制の高校へ進学するという新しい選択肢も増加傾向にあるということです。

自由な制度とフレキシブルなシステム

全日制と定時制の高校の場合には、入学時期はおもに4月となりますが、多くの通信制の高校では、10月入学というコースも存在します。
また、転入・編入に関しては、随時受付を行っている学校も少なくありません。
通信制の中でも、「広域通信制」と呼ばれる高校が存在します。
この高校であれば、全国から入学が可能となります。
全国の特色ある広域通信制の中から、自分にあった高校を選択することができるというわけです。